大人の修学旅行で学んだ「環境問題」
タイトル「大人の修学旅行』
7/16 山荘研修2日目、午前8時より宿泊施設の周辺の散策です。
これには、この山荘を管理して頂いている森の守り人のMさんがガイドしてくれました。
Mさんは、精霊の守り人です(外見は、とてもすてきな紳士ですよ)
とにかく、山を森を自然を愛している、情熱の固まりのような方です。
タイムスケジュールの関係で、充分な時間が取れなかったのが、非常に残念でしたが、
Mさんは、しっかりと私達に大事なメッセージを伝えてくれました。
今日は、その学びをご披露します。
《Mさんのガイドの趣旨より》
都会に暮らす子供達に、野山を駆け巡り、自然に触れて欲しいとの思いで、50年前に山荘が建てられました。
この里山と言われる森は、沢山の森林や山菜、果実の宝庫です。少し昔は、このような里山が日本中のいたる所にありました。
しかしながら、この50年間で里山は宅地開発され激減し、その結果、環境が大きく変わりました。
その影響が、ここ最近の異常気象です。
~この日も気温が36度の酷暑でしたので~
今まで、この長野県でも、気温がここまで上昇する事はありませんでした。
この気温の上昇一つとっても、いかに環境破壊の影響で自然の生態系が崩れてしまっているかわかります。
日本は、拝金主義になっています。
どんなにお金があってもそれを食べるわけにはいきません。
人間は、食物を食べる事で生きていけます。
その命の源となる食物を生み出すのが、この森だったり、田畑だったり、海だったりなのです。
自然を大切に守り育てていく事が、結果、私たち、人間が生きていける道なのです。
そして、最後に、私達保護者に向けて、この山荘に来ていただいて、野山を駆け巡り、自然がどんなに素晴らしく、また、自分たちにとってとても大切な物であるかを体験して欲しい。
とお話を結ばれました。
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里山とは☝人里近くにある、生活に結びついた山や森林。薪(たきぎ)や山菜の採取などに利用される。適度に人の手が入ることで生態系のつりあいがとれている地域を指し、山林に隣接する農地と集落を含めていうこともある。
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日本は、資源がないうえ自給自足率の非常に低い国です。
この50年間で自給自足率が73%⇒39%まで落ち込みました。
ほとんどの食材を海外からの輸入に頼っています。
これは、大変に危険な問題です。
私が、このMさんのお話を聞いて思った事は、
「自分さえよければいい」という思想の蔓延だと。
でも、自分だけの幸せはありえませんよね。
すべてが、繋がっている。
わが子にも、人を思いやる、そして、先を未来を創造していく力。
『人の不幸の上に自分の幸せを築かない』
人になって欲しいし、自分も、大人として、模範となる行動をして行こう!
と改めて決意しました。
本当に、人間って、どこまでも、傲慢になるんですね。
自然に、また、Mさんに出逢い、自分自身を見つめる、貴重な山荘研修でした。
今度は、家族でゆっくりと、この山荘で過ごしたいと思いました。
明日は、保護者の方から聞いた、大変に参考になる『アンチエイジング』と
『頭痛、肩こり解消術』を書きます。
異常気象に負けず、今日も、ステキな一日でありますように。
スマイル・エンジェル☺☺☺