スマイル・エンジェルの楽園

創造の✨妄想の💛楽園🌈にようそこ!

~こうして物語は、生れた~ 👽“宇宙人とおにぎり”

今日は、おにぎりの日。

今朝も、息子にお弁当にとケチャップごはんでおにぎりを握りながら、

“おにぎりって、人に作ってもらったものが、断然おいいしいいな…”と思いました。

そして、今は亡き母がよく作ってくれた、俵形のみそおにぎりが、無償に食べたくなりました。

母は、普段は、三角のおにぎりを握るのですが、何故か、味噌をつけるおにぎりの時には決まって俵型でした。

また、かつおぶしとチーズをおしょゆであえた具財をおにぎりにして、海苔で巻くのも定番で、これも、絶品な味です。

今、自分が母になり、もっぱら、おにぎりを家族に作ってあげる側になり、

~♪おにぎりは、母の味(^^)/♪~なんて少し、いい気分になりました。

 

そんな私の、過去に書いた物語にも登場するお話をご紹介します。

宇宙飛行士の主人公は、ホームシックになった時に、ふるさとの味を楽しめるよう3色味のキャンディを持って宇宙にてお仕事をします。

青色のキャンディは、海の味。子供の頃、よく海で泳いだ思い出と地球の豊富な海水をイメージしています。

黄色のキャンディは、百花繚乱に咲く花々の蜜を吸ったハチミツの味。

赤色のキャンディは、いつもおにぎりの中に入っている、お母さんが手作りした梅干しの味。

この3色のキャンディを通して、主人公と宇宙人👽が仲良くなれるというお話です。

私は、この3色のキャンディに、地球の大切な自然や家族の愛情を表現し、宇宙人という全く違う文化や人種の人達ともお互いに理解しあい、仲良く平和に共存しましょうとのメッセージをこもめました。

どんな人にも家族=母の存在があり、その人から受けた愛情は、その人の原点(ふるさと)であると。そして、この共通の思いを分かちあう時に、人は、人に寛容になり、不条理を受け入れたりできるのではないかと思うからです。

もしも、自分が宇宙に旅立つ時に、どんな味のキャンディを持って行くか、創造するのも楽しいですね。

この後、短編なので、『宇宙人と3色キャンディ』を掲載します。

 

そして、私は、自分の人生の最後に食したいのは、炊き立てのふっくらとしたごはんで、紅鮭の具材のおにぎりが食べたいと思います。

 

今日も、スマイル!

スマイル・エンジェルでした!(^^)!

 

作品:タイトル『宇宙人と三色キャンディ』

             作 スマイル・エンジェル

 『なんてきれいなんだろう』

宇宙飛行士の渡辺さんは、宇宙船の中からつぶやきます。

真っ暗な黒い世界に、ひときわ青く輝く、ふるさとの星、地球。

宇宙船から見る地球は、何回見ても、どの惑星や星よりも、特別に美しく輝いています。

渡辺さんが、宇宙に飛び立ち、2ヶ月が過ぎ

ました。

最近、渡辺さんは、地球を見ると少し寂しくなります。

そんなときは、地球から持ってきた小さな三色のキャンディを出します。

青色キャンディをパクリと口に入れます。

口に入れたら、しょっぱい潮の香りが口の中に、広がってきます。

そして、渡辺さんは、ゆっくり目を閉じます。

ザッブーンという波の音。

水平線に広がる青い海。

青いキャンディのしょっぱい潮の味は、海の味。

渡辺さんは、ゆっくりと海で泳ぎます。

いつのまにか、イルカの群れも寄ってきて、一緒に泳ぎます。

まるで、魚になったように、どこまでも、一緒に泳ぎます。

口の中で、青いキャンディが溶けてしまいました。

目を開けた渡辺さんは、今度は、黄色いキャンディをパクリと口に入れます。

口に入れたら、甘い香りが口の中に広がってきます。

そして、渡辺さんは、ゆっくり目を閉じます

小鳥がさえずり、風にそよぐ木々の葉。

お日様の光をたっぷりあびて、彩り鮮やかに生き生きと咲く花々。

その花の香りに誘われて、集まってくる蝶やみつばち。

渡辺さんが、子供の頃、よく蝶や昆虫を捕りにきた、おきにいりの場所です。

黄色いキャンディの甘い香りは、みつばちが、花から集めたはちみつの味。

口の中で、黄色いキャンディが溶けてしまいました。

目を開けた渡辺さんは、最後に、赤色のキャンディをパクリと口に入れます。

口に入れたら、ほんのり甘すっぱい香りが口の中に広がります。

湯気が出ている、ほっかほっかのごはんに赤い梅干を入れて、渡辺さんのお母さんは、リズム良くおにぎりを握ります。

渡辺さんが、大好きな、おにぎりには、いつもお母さんの手作りの梅干が入っています。

お母さんは、いつもにこにこしながら、『おにぎりには、一番梅干が合うのよ』と言いながら、楽しそうにおにぎりを握ります。

赤い色のキャンディの甘いすっぱい香りは、お母さんの手作りの梅干の味。

この三色のキャンディを口に入れると、なつかしい、ふるさとに帰れるのです。

そして、渡辺さんは、ゆっくり目をあけ、また元気にお仕事をはじめます。

さて、今日は、とても大変なお仕事をします。

はじめて、ある惑星に降りるんです。

仲間の宇宙飛行士が、宇宙船から心配そうに見ています。

渡辺さんも、一人で知らない惑星におりるのは、とても不安です。

でも、ポケットの中にはあの三色のキャンディがたくさん入っています。

渡辺さんが、さみしい時や、辛い時にいつも『大丈夫、元気だして!』と励ましてくれる三色キャンディ。

きっと、今日も、渡辺さんを守ってくれるはずです。

ゆっくりと惑星に降りる、渡辺さん。

仲間を乗せた宇宙船が、離れていきます。

薄暗く、あたり一面、ごつごつした岩だらけの惑星に渡辺さん、一人だけです。

辺りを見渡しても、岩意外に、何も見えません。

渡辺さんは、持ってきた機械を出して、お仕事をはじめます。

夢中になって仕事をしていた渡辺さんは、背中をつつかれます。

振り向くとそこには、3人の?いや、なんでしょうか、見たことのない生き物がいました。

渡辺さんは、ビックリして、動けなくなりました。

『宇宙人?!』渡辺さんは、心の中で言いました。

3人?の生き物も何やら話しているようです。

3人?の生き物は、渡辺さんを取り囲み、そして、ヒョイと、渡辺さんを持ち上げました。

渡辺さんは、『助けてくれ~!!』と叫びますが、まったく聞こえてないようです。

一生懸命、手足を動かしますが、これも、ダメです。

3人?の生き物は、渡辺さんを持ち上げて運んでいきます。

渡辺さんは、必死に、『落ちつけ!大丈夫だ』と自分に言います。

どれくらいの時間がすぎたのでしょうか。

いや、ほんの数分かもしれません。

渡辺さんの体は、地面に落ちました。

ゆっくりと立ち上がり、あたりを見回すと、3人?の生き物のほかに、20人?くらいの同じような生き物がいます。

よ~く見ると、大きさや形が違います。

生き物たちは、渡辺さんをみて、ワイワイ、ガヤガヤと何やら話しています。

一人?の一番大きな生き物が、突然、ボワ~と、火のようなものを吹きました。

渡辺さんは、驚いて、尻もちをついてしまいました。

違う生き物が、大きな玉のようなものを渡辺さんに、投げてきました。

渡辺さんは、慌てて、よけます。

玉は、渡辺さんのすぐ横をかすり、岩にたたきつけられました。

一番小さな、子供のような生き物が、大きな音をあげはじめました。

まるで泣いているようです。

まわりの生き物たちが、いっせいにその子供のような生き物を取り囲みます。

みんな、なんだか困っているようです。

渡辺さんの事など、忘れているようです。

子供のような生き物は、さらに激しく音をあげ、体を激しくゆらしています。

渡辺さんは、ゆっくりと子供のような生き物に近づき、ポケットの中から三色のキャンディを取り出します。

まず、渡辺さんが、自分の口に入れて見せます。

そして、もう一つを子供のような生き物に差し出します。

子供のような生き物も、三色キャンディの青色、黄色、赤色と順番に口に入れます。

すると子供のような生き物が、楽しそうに飛び回りはじめました。

周りの生き物たちも、子供のような生き物の、楽しそうな姿をみて、つぎつぎに渡辺さんのところに集ります。

三色キャンディをくれと、言っているようです。

渡辺さんは、ポケットの中から、ありったけの三色キャンディを取り出し、両手で差し出します。

あっといまに3色キャンディは、無くなってしまいました。

三色キャンディを食べた生き物たちは、同じように飛び回ります。

そして、渡辺さんのところにまた、集まってきて。

一番大きな生き物が、

『コレハ、トテモ、オイシイ!ナンダ?』

渡辺さんが

『ワタシノ、フルサトノ、アジデス』

『フルサトノ?アジ?』

渡辺さんはゆっくり目を閉じて、ふるさとの星、地球を思います。

青いキャンディは、どこまでも広がる、青い海の味。

波に揺られて伸び伸びと泳ぐ魚やイルカの群れ。

黄色いキャンディは、緑色のじゅうたんのような草原にお日様の光りを沢山浴びて、咲くカラフルな花々に、集まってくる、みつばちたちのはちみつの味。

そして、赤いキャンディは、渡辺さんのお母さんが作る梅干の味。

渡辺さんが、ゆっくり目を開けると、さっき大きな玉をなげた生き物が、

『フルサト、イイトコロ』

子供のような生き物が

『フルサト!イキタイ!』

ほかの生き物たちも

『フルサト、イイトコロ!イキタイ』

渡辺さんは困って

『フルサト、キテクダサイ。デモ、モウスコシ、マッテ、クダサイ』

生き物たちは、ガヤガヤとそれぞれに相談し、一番大きな生き物が、

『アナタノ、フルサト、イイトコロ。アナタト、ワタシタチ、トモダチ』

他の生き物たちもいっせいに

『ワタシタチ、トモダチ!』

渡辺さんも笑顔で、

『アナタノ、コノ、ホシ、イイトコロ。ワタシタチ、トモダチ!』

生き物たちは、また、いっせいに、飛び跳ね回ります。

まるで、ダンスをしているようです。

渡辺さんも楽しくなってきて、一緒に飛び跳ねます。

しばらく、みんなで、飛び跳ねていると、遠くから、キラキラひかる物が見えてきました。

渡辺さんの仲間の宇宙船です。

渡辺さんが飛ぶのをやめて、

『ナカマガ、ムカエニ、キマシタ』

生き物たちも、飛ぶのをやめます。

渡辺さんは、ポケットから、最後の一粒の黄色いキャンディを子供のような生き物にさしだします。

『イツカ、マタ、アオウネ』

子供のような生き物が、黄色いキャンディを受け取り、

『フルサト、イク』と答えます。

渡辺さん、生き物たちに笑顔で手をふり、その場から去ります。

しばらくして、仲間の宇宙船が降りてきます。

宇宙船に乗り込む、渡辺さん。

じっと目をこらして、生き物たちを探します。

しかし、どこにも、生き物たちの姿は見つかりません。

渡辺さんを乗せた宇宙船は、ゆっくりと飛び立ちます。

宇宙船は、また、真っ暗な宇宙の中に戻りました。

真っ暗な宇宙の中に、遠くに、ひときわ青く輝く、地球が見えてきます。

『なんてきれいなんだろう』

渡辺さんは、心からつぶやきます。

そして、赤色のキャンディを口にパクリと入れます。

そして、ゆっくりと目を閉じます。

口いっぱいに広がるなつかしい、お母さんの手作りの梅干の味。

自分の帰りを待つ、お母さんや、家族、友人達の顔が浮かびます。

この宇宙の中で、一番美しい星、地球。

この我が、ふるさとを、いつまでも、大切に皆で守っていこうと、渡辺さんは、更に強く心に誓います。

そして、いつか、また、あの星の宇宙人に、沢山の三色キャンディをプレゼントしてあげようと思います。                                                                       おわり