新作が続々誕生!!第六弾は、トラウマがテーマ
今日は、
長編小説「忘れさせ屋の恋」をご紹介します。
この小説は、実は7年くらい前に初めて書いた、読み返すのもウンザリするほどの(167711文字=400字原稿換算で約420枚)の単行本1冊の量の作品です。
その時の出版社の公募が「ラブストーリー」(この年で、この公募は無くなりました)
だったので、真夏の暑い日にまさしく、汗を掻きながら2週間の自主缶詰め状態で、
あまり書いた事のない恋愛物語を書きました。
その時の応募には、実は、締め切りを2週間も過ぎてしまっていたので当然落選。
その後、最近になって、あるコンクールに出しましたが、私の手続きのミスで原稿が送信されていないことがわかりました(パソコンにアップデートされない?)
なんとも、かわいそうな作品です。
なので、再度、構成をし直し、3度目の挑戦で、3月末締め切りのコンクールに応募しました。
私個人は、これだけの長編を書いたという自己満足とすごくエネルギーをさいた作品なので、なんとか世に出したい!と思っています。
~あらすじ~
主人公は、27歳のイケメン男子。仕事も順調で、会社の後輩の美人女子と軽く付き合ったら結婚を迫られ、ストーカーまがいに付きまとわれ、あげく
「あなたにとって一生忘れられない女になるわ」と自殺されてしまう所から物語が始まります。
まさしく、この自殺した美人女子が主人公にとって一生忘れる事のできない女性になってしまうのです。
この事件から会社を解雇された主人公は、通リすがりの占い師から、
「同じ様に傷ついた人に寄り添い、同苦して、そして『もう、忘れていいよ』との魔法の言葉をかけてあげて。そうして、人を救った分、あなた自身も救われていくわ」と指南されます。主人公は、このなんだか、非現実的な事をやってみようと思いたちます。
そして、主人公は、自称「忘れさせ屋」となります。
主人公自身も、幼い頃に父親が別の女性と暮らす為に家を出て行き、すぐ上の姉は、このトラウマから父親くらい年の離れた男と不倫関係を繰り返す。
また、若くして、大学の准教授となった、優秀な長女も、超エリート中国人留学生からプロポーズされるが、身分の格差で結婚に踏み切れない。
母親も自分達を捨てて別の女に走った元夫を忘れられない。
こうした家庭内の不幸を抱えた女性達を励ましながら、出会っていく7人のトラウマを抱えた女性の心の傷を癒していきながら、主人公自身が生涯を共にしたいと願う、運命の女性と出会い、そして、大きな障害を乗り越えて、結ばれるという物語です。
家族の再生と絆を立て軸に、運命の恋を横軸に描いた物語です。
この中で『本当の恋をしたいなら、本物の自分をつくる』
『抜苦与楽=苦しみを抜き、喜びを与える』『自分の使命=天職』とはとのメッセージをふんだんに盛り込んでいます。
また、落選したら、どこかで発表したいな~と目論んでいます。
そして、いつか、この物語も、映像化にしたいと祈っています。
では、今日も、
スマイルな一日でありますように☺