創造のあそび場

ボーダレスなストーリーをお届けします

誓願(せいがん)とは?知ると実践したくなりますよ

第七回  タイトル『誓願』

 せいがんと読みます。

仏教用語ですが、意味は、心から事の成就を誓い願うという意味です。

この言葉は、私の最近のマイブームです。

 

今年の1月末のショートショート大賞に投稿しました。

ショートショートなので指定文字数が、7000字以内だったのでギリギリで書きました。結果は、見事落選でした。

この作品を読んだ方々からは口々にフジテレビの単発ドラマ『世にも奇妙な物語

みたいだと。

別に狙ったわけではないですが、やはり私は、映像志向なので、文章のリズムがシナリオぽいようです。自分ではよくわかりませんが。

確かに、描写が下手くそです。文学的ではないかと思います。

なので、このあたりをもっと修練が必要だと自己分析しています。

 

さて、この物語は、私の願望から生まれた作品です。

『生れ変わりたい』って思いませんか?

いえ、死ぬって事ではないんです。

今の自分から『まるで生まれ変わったように再生=蘇生』したいと私は、毎日、誓願しています。

要するに自分をとことん見つめて、もっといい自分になって行こうと理想を追い求めていきます。

そんな私の願望から、近い未来にもしかしたら、スマホのアプリでその願いを叶えてもらえるかも?なんて思いから生まれた作品です。

 

物語は30歳の誕生日を一人ぼっちで迎えた、彼氏も友達も家族もいない寂しい女子が主人公です。

そこに見慣れないメールが届きます。

なんとメールは30年後の自分から。

画面に映し出された30年後の主人公は、目をそむけたくなるほどの酷女。

30年後の主人公は、後の30年間の人生の経過を語ります。

自分が歩んだ人生ではありますが、こんな末路を送りたくないと主人公は、心から思います。

そして30年後の主人公が『お願い。誓願してちょうだい。私は、生れ変わるって』

主人公が、生まれ変わると誓願すると=この時、網膜承認で、本当に心から誓願しているか判断され、見事、承認が通リ、30年後の主人公は、美しく生れ変わるのです。

この事をきっかけに、主人公は、このアプリの会社から、営業マンとして、雇われ、悩める女子達を救っていきます。

主人公には実は、双子の姉がいますが、傍若無人な性格が全く合わずに決別していました。30年後の主人公は、その姉が、やはり、最悪の人生を歩み、今は、癌の末期で死にかけている。救って欲しいと依頼します。

主人公は、大嫌いな姉を救いたくないと断りますが、でも……

ラストの終わりは、ハッピーエンドなのか、それとも……

ショートショートならではの『世にも奇妙な物語』風な結末です。

 

こんなアプリあったらいいな~

だれか、開発してくれませんかね。

いやいや、精進あるのみですかね。